横須賀港は海上自衛隊とアメリカ海軍の横須賀基地が置かれ、多くの艦艇が拠点を置く軍港です。そんな横須賀港を海上からめぐるYOKOSUKA 軍港めぐりに乗船しました。
この日は文化の日であり、停泊中の海上自衛隊には船首から船尾まで多数の信号旗を連揚する満艦飾が施されていたほか、南極観測への出発を控えた砕氷艦“しらせ”も停泊していました。
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品川駅から約1時間、京急汐入駅で下車します。
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横須賀港の最寄り駅、汐入駅です。
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歩道橋を渡り、“Coaska Bayside Stores”へ向かいます。
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“YOKOSUKA 軍港めぐり”の乗船券売り場。朝一番の便ですが、祝日なだけあって混雑しています。
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外へ出てすぐにある乗り場へ向かいます。
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“YOKOSUKA 軍港めぐり”の乗船券です。
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奇しくも遠くでは乗船券の絵柄になっている護衛艦“てるづき”が出港しようとしています。手前には潜水艦が停泊しています。
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乗船が開始します。遊覧船“Sea Friend 7”に乗り込みます。
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出港を待ちます。
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出港を待っていると遠くでは潜水艦が入港してきました。
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乗船が終わると間もなく出港します。
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汐入桟橋を離れ、軍港めぐりに出発します。
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進行方向右側はアメリカ海軍の基地です。
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アメリカ海軍の基地の中には海上自衛隊第2潜水隊群が置かれる横須賀基地の楠ケ浦地区もあり、海上自衛隊の潜水艦が停泊しています。
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潜水艦の上の隊員が手を振ってくれます。
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進行方向左側は海上自衛隊横須賀基地の吉倉地区です。手前の逸見岸壁には護衛艦“いずも”が停泊しています。
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船首から船尾まで多数の信号旗が翻る満艦飾です。
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進行方向右側では先ほど入港してきたのが見えた潜水艦が着岸作業を行っています。
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甲板上に多数の隊員が出て作業しています。
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後部にも多数の隊員がいます。
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タグボートを繋いでいます。
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進行方向左側、目を引くオレンジ色の船体が見えてきました。
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艦番号AGB-5003、砕氷艦“しらせ”です。
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艦橋の上から隊員が手を振ってくれます。
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南極観測のための物資が積み込まれているのが見えます。“しらせ”は第63次南極地域観測のために1週間後に南極へ向けて出港します。
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“しらせ”の奥には補給艦“ときわ”が停泊しています。
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着岸のためにタグボートに押されている潜水艦が見えます。
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海上自衛隊の吉倉桟橋の全景。
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進行方向左側ではまた別の護衛艦が出港しようとしています。
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艦番号DD-111、護衛艦“おおなみ”です。
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艦首に並んだたくさんの隊員が手を振ってくれます。
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艦橋の上の隊員も手を振ってくれます。
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後方では内火艇の収容作業が行われています。
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“おおなみ”の横を通っていきます。
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進行方向右側にはアメリカ海軍の駆逐艦、艦番号DDG-114、“ラルフ・ジョンソン”が停泊しています。
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“ラルフ・ジョンソン”の左は艦番号DDG-83、“ハワード”です。
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他の岸壁にはタイコンデロガ級巡洋艦が2隻停泊しています。
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アメリカ海軍基地の全景。
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原子力空母“ロナルド・レーガン”です。空母が着岸する岸壁は基地外の陸上からはよく見えないので、軍港めぐりに乗船しないと全容を見ることができません。
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“ロナルド・レーガン”の横にはスピアヘッド級遠征高速輸送艦、艦番号T-EPF-6“ブランズウィック”が見えます。
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こちらは艦番号DDG-41、駆逐艦“ブリスベン”です。アメリカ海軍の艦艇ではなく、めったに日本では見ることができないオーストラリア海軍の艦艇です。
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“おおなみ”がいよいよ出港しようとしています。
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今まで見てきた横須賀本港を離れ、船は少し加速します。
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港のある横須賀湾から出ると右側には海上にある海上自衛隊の横須賀消磁所が見えます。
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遠くにはアメリカ海軍のアーレイ・バーク級駆逐艦が沖合に停泊して作業をしています。先ほど出港していった“てるづき”も見えます。
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出港する“おおなみ”。
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前方には一部だけですが富士山が見えます。
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進行方向左側はアメリカ海軍の基地の一部である吾妻島です。
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横須賀湾外に出た船は隣の長浦湾を目指します。
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長浦湾が見えてきました。
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後方では東京湾がきれいに見えます。
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離れていく“おおなみ”。
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右側は大型貨物船などを建造する住友重機械工業横須賀製造所です。
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近くには日産自動車追浜工場があり、出荷する自動車を載せるための自動車運搬船が停泊しています。
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長浦湾の奥へ入っていきます。
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左側には新井掘割水路が見えてきました。
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新井掘割水路の奥には先ほどまでいた横須賀本港が見えます。
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長浦湾の中、長浦港にも潜水艦が停泊しています。
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潜水艦は満艦飾を行いませんが、マストに自衛艦旗を掲揚します。
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海上保安庁の複合型ゴムボートが横切っていきます。手を振ってくれます。
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右側には海上自衛隊横須賀基地の船越地区が見えます。停泊しているのは海上自衛隊の新しい艦載兵器を実験するための艦艇である艦番号ASE-6102、試験艦“あすか”です。
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“あすか”の前には艦番号ASR-404の潜水艦救難艦“ちよだ”と艦番号MST-463の掃海母艦“うらが”が停泊しています。
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こちらも満艦飾です。
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長浦港内を時計回りに一周していきます。
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長浦湾の奥には艦番号MSO-304の掃海艦“あわじ”、艦番号LC-2002の輸送艇2号が停泊しています。
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海上保安庁の巡視艇も見えます。
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艦艇に燃料などを運ぶための支援船が並んでいます。
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艦番号MSO-604の掃海艦“えのしま”と艦番号AGS-5106の海洋観測艦“しょうなん”です。
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こちらは艦番号AGS-5104の海洋観測艦“わかさ”です。
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再び“ちよだ”と“うらが”の横を通っていきます。
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“ちよだ”と“うらが”の全景。
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再び“あすか”を見ます。
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船越地区に停泊する艦艇。
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船越地区には自衛艦隊司令部もあります。
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進行方向右側にふたたび潜水艦が見えます。甲板上では何か作業をしています。
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潜水艦の後方を通っていきます。
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長浦港を離れ、新井掘割水路に入っていきます。
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新井掘割水路は横須賀湾と長浦湾との間の交通の便を図るために3年かけて掘られました。
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新井掘割水路を抜けると右側にまた艦艇が見えてきました。艦番号YDT-03は支援船の一種である水中処分母船1号型です。水中処分隊に属し、危険物の処分などの潜水作業を任務としています。
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海上自衛隊の艦艇としては珍しい灰色と白色の2色塗の鑑定は艦番号ASY-91の特務艇“はしだて”です。賓客を招いての式典や会食の会場となる迎賓艇です。
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“はしだて”も満艦飾です。
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“はしだて”と水中処分母船1号型を正面から見ます。
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右側には再び吉倉桟橋が見えてきました。
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Y4バースに停泊しているのは艦番号AOE-423、補給艦“ときわ”です。
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正面から見た“ときわ”。
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Y1バースには“しらせ”、その隣のY2バースには艦番号DD-110、護衛艦“たかなみ”が停泊しています。
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“しらせ”は海上自衛隊の中でも最大級の艦船の一つで、“たかなみ”と比べると“しらせ”の大きさがわかります。
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吉倉桟橋の全景。
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再び艦番号DDH-183、ヘリコプター搭載護衛艦“いずも”の横を通っていきます。
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“いずも”を見上げます。
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“いずも”は2隻ある海上自衛隊最大の艦艇であるいずも型護衛艦のうちの1隻です。
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反対側には着岸した潜水艦が見えます。
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軍港めぐりも終わりに近づき、ヴェルニー公園を見ながら進んでいきます。
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“よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸”の紹介があり、それに合わせてティボディエ邸の係の人が手を振ってくれます。
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まもなく着岸です。
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汐入桟橋に戻ってきました。
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下船します。
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最後に、チケットの番号を使った抽選会があるのでチケット売り場へ戻ります。残念ながら当たりませんでしたが、当たれば景品がもらえます。
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次の軍港めぐりの乗船が開始しているのを見ながら、次はヴェルニー公園へ向かいます。
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